2010年07月24日

“嫌会”という病理

“嫌儲”という思想には、とうてい同意できないワタクシ。

もちろん不当な利益や暴利はどうかと思うが、
生きるのには金が必要だし、
欲望として、「金が欲しい」というのは大変分かりやすい。

分かりやすい、というのは、
つまり、共感しやすいという意味でもある。

逆に、「お金はいりません」という人間は、
不気味で、実際にタチの悪いことが多いものだ。

自分にだってボランティア精神はある。
ご老人に席を譲ることだってあるし、募金箱にお金を入れることだってある。
だがそれは、あくまで弱者に対する施しであって、
それもまた誰にもある心の欲求を満たすためのものなのだと思う。

だが、それが弱者に向けたものでないとき、
それは理解しがたい、非常に薄気味悪いものになる。

具体的には、望みもしないのに「あなたを救いますよ」という宗教家だったり、
ボランティアを名乗って捨て猫や捨て犬を引き取っていく怪しい団体だったり、
小さい所では、赤の他人を集めて喜んでるオフ会幹事だったりする。

「金が欲しいよー」とストレートに嘆く、市井を生きる人々のほうが、
ずっと分かりやすくてすがすがしい。


まあ、これは前段で、
最近の日本に間違いなく巣食っている病的な思想がある。
あるように思えてならない。

“嫌会”

ケンアイと読んで欲しい。
勝手に作った言葉なので、もっとふさわしい言葉が生まれるかもしれない。
 
続きを読む
posted by Kazuki at 02:43| Comment(0) | TrackBack(0) | コラムっぽい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月12日

「お前はロリコンなんかじゃない」って誰か言ってやれ

最近は自分をロリコンと自称してはばからない輩が増えているようで、

主に匿名メディアなんですが、↓こんな事件も起きてます。
ニコ生放送中に配信者が保育園の運動会に乱入、「僕ロリコンなんで」とマイクで叫ぶ

なんだろう、この薄ら寒い感じ。

で、こういう輩に対して思うのは、
私の場合、「ロリコンけしからん!」ではなくて、
むしろ、「お前、ホントにロリコンなんか?」ということ。

自分を病気だと思い込んだり、妊娠してると思い込んだり、
という事例は数多く報告されているわけですが、
こいつらもこの一種なんじゃなかろうか、と思う次第。

ただ、私は脳科学者でも心理学者でもないので、
今回書くことは全て持論に過ぎないことをご了承くだしあ。

 
続きを読む
posted by Kazuki at 19:15| Comment(0) | TrackBack(0) | コラムっぽい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月13日

ここが変だよ!ニッポン:連帯保証人の話

世界的に見れば、日本はどちらかと言えば先進国に入るんだと思う。
でも、先進国になりきれてはいないなあ、と思うことも多々あるワケで、
まあ、どの国にもなにがしかの問題は抱えているものだとは思うけど。

それは例えば制度上の問題だったり、日本人の国民性の問題だったり、
まあ色々あるんだけど、

今回はその中で、連帯保証人という制度を考えてみたい。
 
続きを読む
posted by Kazuki at 23:43| Comment(1) | コラムっぽい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月22日

アメリカ型資本主義の限界

アメリカ型資本主義の問題の一番大きな点は、
自由市場主義ゆえに、常に貧富の差が広がるようにベクトルが働くことだ。

アメリカの某ヘッジファンドのボスの年収が3700億円だとか。
年収ですよ?給与としてですよ?

野球選手の年俸が年々高騰しているのを、
半ば当たり前に感じるようになっている人もいるかと思うが、
もちろん選手の労働者としての「闘い」は当然の権利の行使だが、
どこかで歯止めはかかるべきだ。

能力のある人に金を払うのは結構なことだが、
それは能力のない人には金を出さないことだ。

一見道理だが、その能力の差はわずかなのに、
給料の差はどんどん開いていく。

極端な話、例えば営業に対して、
「成績上位3人にだけ100億円あげます。ほかの人は0円です」
というようなことがまかり通ってはやはりまずい。
実際話題のAIGでは一般職員のボーナスは0だったりするらしい。

これは税制を含む、システムの問題で、社会のあり方の問題だ。

日本はアメリカの5年後を追っているなどと言われる。
徐々にだが、すでにこうした姿を見せ始めている。

資本主義を永く維持していくためには、
このベクトルとどう戦っていくかが肝なのだろう。

問題は、このベクトルは、権力者にとってはむしろ有利なことなのだが…
しかし放置すれば、どこかで破綻・突然死が待っている。
posted by Kazuki at 08:47| Comment(0) | コラムっぽい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月02日

これから自動車社会に出る君へ

今現在、車通勤なので、ほぼ毎日運転しているワタクシ。

道路交通事情ってのは、交通ルールだけでは完全ではなくて、
思いやりであるとか、紳士淑女的な態度でもって補完しなきゃいけないようになってるんだけど、

これが完璧に機能した時、カチッとはまったような時って結構うれしいものでして。
ウインカーとか減速とか、ちょっとした身振りとか、限定された手段の中で、
意思が完全に伝わった時は、かなりテンションが上がったりします(特に3台以上の時)。

なんというか、交通安全というか、平和な日常って言うのは、
芸術であって、コラボレーションなのだなあーと。

で、まあ、もう2月になりますんで、
そろそろ免許でも、と考えてる人もおるかと思いますので、
ペーパードライバーのみなさんも含めて、特に臆病になってる人に向けて、
運転のコツというかそんなのを。
...続きを読む
posted by Kazuki at 06:47| Comment(0) | コラムっぽい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月25日

ネット社会で生きるにあたって念頭に入れるべきこと(追記)

以前書いたエントリ、
ネット社会で生きるにあたって念頭に入れるべきこと
に、追記。

5.結局、信者もアンチもどっちもキモイ

 2chのオタク系の板などで、連日、信者とアンチが壮絶な罵りあいをしているのを見ることができます。
 正直、どちらも気持ち悪く思えます。これに限らず、例えば、オタクとアンチオタク、2ちゃんねらとアンチ2ch、嫌韓厨と嫌嫌韓厨、類を挙げればきりがないのですが、極右も極左も所詮一般的な考えでないように、行き過ぎれば及ばざるがごとく、一般人には気味悪がられるだけです。

 どちらにも属さない、というのは意外に難しいかも知れませんが、考え方は人それぞれなのですから、広い心でもって、安易に他人を否定したり、やたらと喧嘩したりするのはやめましょう。

 はたから見てる人からすれば、どちらもキモチワルイものです。
 特に、坊主憎けりゃ袈裟まで、とばかりに全否定する人がいるようですが、なるべく冷静に、その人の主張の正しい部分や同意できる部分は評価してあげましょう。
posted by Kazuki at 01:49| Comment(0) | コラムっぽい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月15日

変化しているのは価値観じゃなくて価値そのもの

車が売れないとか、新聞が売れないとか、

こういう話になると、若者の価値観の変化がどうのこうのと、
消費者の側に責任を押し付ける言論も見受けられるけど、

もちろん価値観の変化もあるだろうけど、
そろそろ、それらの価値自体が相対的且つ絶対的に
目減りしてきていることに気づいて欲しい。

時間、お金といったリソースを考えたときに、
携帯やネットといった新しいものが世に広まれば、
相対的に割り当ては減ってしまうし、

家にいたって買い物ができたり、
最新のニュースが即座に、大量に入手できるようになれば、
絶対的な価値も下がって魅力を失う。

どうやって新しい価値を生み出すかが重要なんじゃなかろうか。

正直年輩の方々には、若者が間違ってると思う前に、
自分が偏屈になっていないか再検査する癖をつけた方がいいと感じる。

自分も中年になって、老人と若者の間に入ってつくづく思う。
老いては子に従えとは、昔の人はよく言ったものだ。

まあ、子に従えとまでは言わなくても、
自分をもう少し疑って欲しいと思う今日この頃です。
posted by Kazuki at 06:57| Comment(0) | コラムっぽい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月18日

ネット社会で生きるにあたって念頭に入れるべきこと

自戒もこめた提案であります。

1.ネットは世代を超えてしまうサービスである

 ネットの向こう側には、中高生だっています。なんなら、小学生だっています。
 書き込みの一つ一つに腹を立てたって仕方がないわけですが、その理由の一つがこれです。「十年前の自分と喧嘩したって仕方がない」わけです。それは本当に不毛なことなのです。
 「俺にもそんな時代がありました」「ウンウンワカルワカル」なんて実際に書き込んだら煽りになってしまいますが、こんな感じの広い心でもって、泰然とした気持ちでネットと付き合うようにしましょう。


2.ネットは時間を越えてしまうサービスである

 事件が起きました。関係者が謝罪しました。沈静化しました。
 が、事件のソースは残りつづけ、謝罪があったことを知らない人間を中心に再炎上してしまうことがあります。皆さんも気をつけましょう。
 この、情報が残り続けてしまうというのはネットの欠点の一つであって、例えば中二の時に書いたポエムなんかが残り続けてしまったりするわけです。ああ恐ろしい。
 1.の話と合わせて考えても、例えば子供の頃の書き込みを叱責されても、言われた方はポカーンだったりするわけで、それが現在進行形で考えていいものかどうかの判断は、今後どんどん難しくなっていくのではないかと思います。


3.集団は人格を持たない

 何を勘違いしてるのかわからないけど、例えば「2ちゃんねらはけしからん」的な発言をよく聞くわけです。が、不特定多数が集うネット社会において、形のないぼんやりした集団に、特定の人格なんてありゃしません。
 マスコミも同じような文脈でネットを叩くことが多いです。もっと勉強して欲しいものです。


4.炎上に腹を立てても詮無いこと

 ネットイナゴなんて言い得て妙なのですが、イナゴとは自然発生するもので、一匹一匹のイナゴを叩いたところで問題は解決しません。カッカしたところでなんにも始まりません。
 炎上した事象に対し、攻撃的なエントリをしても同様に詮無い。喧嘩腰に行ってしまっては、対話は成立しません。
 啓蒙や教育を目的とするなら、相手に届く言葉でなければ意味がない。相手に届かない言葉でしゃべっておいて、届かないと嘆くのはやめましょう。


とりあえずこんなところ。
今後もうちょっとまとめたいかなあ。
posted by Kazuki at 10:04| Comment(2) | コラムっぽい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月10日

再録〜いじめ、カコワルーイ

何やらまた、いじめという言葉が世間を駆け回っている。
子供のEQは、どこまで下がってしまったのか。
想像力は、どこまで退化するのか…。

まあ子供には限らないけど。。。

このブログを立ち上げる前、
エッセイなんぞを書き散らしていて、
いじめのことに関して書いたものもあるので、
まあ、大して力になれないかもしれないけど、
ここに再録することに。

正直、今、自殺を考えている若者に言いたいことは、
「騙されたと思って30まで生きてみよう」ちうことであります。
(↑この言葉流行らないかなあ)

30って言う数字は、まあ私が30代だからに他ならないのですが、
結構現実的な数字ではないかと。
 
...続きを読む
posted by Kazuki at 15:22| Comment(0) | TrackBack(0) | コラムっぽい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月30日

ゲーム感覚

痛ましい事件が続いている。

で、新聞やテレビではお決まりの「ゲーム感覚」で、とか、
ひどいのになると、「ゲームで殺すのに慣れて…」なんてことを言い出すバカも…。

もうね、なんと言うか、正直ウンザリなんですよ。

どんだけゲームやったら、人を殺すのに慣れるんだよ。
だったら俺なんて今頃殺人マシーンになってるっちゅうねん。
俺なんていまだに虫一匹殺せねーよ(ちょっと大げさな表現)。

もうこの際言わせて貰いますけどね…
 
...続きを読む
posted by Kazuki at 20:17| Comment(0) | TrackBack(0) | コラムっぽい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。